Vantageの特徴を総まとめ!圧倒的な低コストの取引環境でありながら、ボーナスも充実。
Vantageは2009年にオーストラリアで設立された老舗のFX業者で、欧州圏での知名度が特に高く、ハイレバレッジとボーナスプログラムが人気の業者です。
2020年12月に一度日本居住者に対するサービス提供を停止しましたが、2022年8月から再開となりました。取引スペックも日本人顧客のニーズをとらえた仕様に改善され、今後の展開が期待される業者です。
2023年3月2日以降に開設されたRAW ECN口座(円口座)の取引手数料については、従来の550円から150円安い400円が適用され、またスプレッドも0.0Pips~のため、他社を圧倒する低コストで取引できます。
本記事ではそんなVantageの特徴について、具体的に紹介していきます。
メリット
- 最大1000倍のレバレッジを提供。(ただし、ボーナスをもらう場合は500倍)
- 豪華なボーナスプログラム。
- ゼロカットシステム導入で追証なし。
- 高い約定力。
- 新RAW ECN口座は手数料込みでも他社を圧倒する低コストが魅力。
- 両建て、スキャルピングOK。
- ストップレベル無し。
- VPSの返金サービスがある。
- 取引プラットフォームはMT4、MT5に対応。
デメリット
- PRO口座の最低入金額が高額(100万JPY)。
- ロスカットレベルが50%と高め
Vantageの企業概要・安全性
企業概要
法人名 | Vantage Global Limited |
設立年 | 2009年 |
所在国 | バヌアツ |
所在地 | iCount Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC):700271 |
証拠金管理 | 分別管理 |
マイナス残高取扱 | ゼロカット方式(追証無し) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
日本語サポート | あり(メール・チャット)。日本人スタッフ在中。平日9時から20時まで。 |
安全性
バヌアツ以外にもVantageグループ全体で、世界トップレベルで厳格とされるオーストラリアのライセンスを取得していることから、信頼性はかなり高いといえます。
会社名 | 規制機関 | ライセンス番号 |
Vantage International Group Limited | ケイマン諸島金融庁(CIMA) | 1383491 |
Vantage Global Prime Pty Ltd | オーストラリア証券投資委員会(ASIC) | 428901 |
Vantageの口座タイプ一覧
Vantageの口座タイプは、「STANDARD口座」と「CENT口座」「RAW ECN口座」「PRO ECN口座」の計4種類があります。
大まかな特徴としては、STANDARD口座が一番ベーシックな口座タイプで、CENT口座は少額での取引に特化したミニ口座、RAW ECN口座とPRO ECN口座はECN方式で非常に狭いスプレッドが魅力の口座です。
2023年3月2日以降に開設されたRAW ECN口座(円口座)の取引手数料については、従来の550円から150円安い400円が適用されるので、PRO口座の最低入金額100万JPYとうことを考えると、実質コストが最も安い口座タイプとなるため、取引コストをとことん抑えたいという方におすすめです。
項目 | CENT口座 | STANDARD口座 | RAW ECN口座 | PRO ECN口座 |
---|---|---|---|---|
口座通貨 | USD | AUD,USD,GBP,EUR,SGD,CAD,NZD,JPY,HKD,PLN | JPY,USD | AUD,USD,GBP,EUR,SGD,CAD,NZD,JPY,HKD |
最低入金額 | 50USD | 5000JPY | 100万JPY | |
最大レバレッジ | 500倍(1000倍※) | |||
ロスカット率 | 50% | |||
マージンコール | 80% | |||
取引可能銘柄 | FX、株価指数、貴金属、コモディティ、エネルギー、ETF、仮想通貨、株式CFD、債券 | |||
平均スプレッド (例:USDJPY) | STP:1.5pips ECN:0.3pips | 1.5pips | 0.3pips | 0.3pips |
取引手数料 | STP:無料 ECN:3USD | 無料 | 往復400JPY (0.4pips相当) | 往350JPY (0.35pips相当) |
実質平均スプレッド | STP:1.5pips ECN:0.7pips | 1.5pips | 0.7pips | 0.7pips |
1ロットの通貨量 | 1,000通貨 | 10万通貨 | ||
最小取引単位 | 0.01 Lot | |||
最大ポジション数 | 制限なし | |||
口座維持手数料 | なし | |||
ボーナス | あり |
Vantageのメリット
最大1000倍のレバレッジを提供
Vantageではすべての口座において、最大レバレッジが1000倍が設定可能です。
ただし、1,000倍のレバレッジを利用するためには申請が必要です。口座内にポジションがない状態をであることを確認の上、変更の申請を行う必要があります。
1,000倍のレバレッジに先に変更してしまうと、ボーナスが消滅してしまったり、その後のボーナスが適用されないため、ボーナスを使いきってから申請するのがおすすめです。
また、1000倍レバレッジの口座を開設後に残高が2万ドルを超えた場合は、レバレッジが500倍に下がるというルールがあります。
しかし、他社が口座残高に応じて200倍や100倍に制限される中、Vantageでは500倍までに限定されるため、その後どれだけ口座残高が増えても500倍のレバレッジを使い続けることができるのはメリットと言えます。
また、要人発言や重要な指標発表の前後など、為替レートに影響を与える時間帯のレバレッジ制限はありません。
有効証拠金 | 利用可能な最大レバレッジ |
---|---|
0~20,000USD | 1000倍 |
20,001~USD | 500倍 |
豪華なボーナスプログラム
豪華なボーナスは海外FXの魅力の1つですが、取引環境を優先するブローカーではボーナスを提供しないケースが多いです。
そんな中、Vantageでは優良な取引環境を提供しながらも、他社に見劣りしないボーナスを提供していることがメリットです。
2023年5月時点では以下のボーナスを開催しています。
初回入金50%+通常入金20%入金ボーナス
入金ボーナスは、100万円を上限に初回入金に対し50%(5万円ボーナスまで)、2回目以降の入金に対しては20%のボーナスを受け取ることができるお得なプログラムです。
ボーナス自体を出金することはできませんが、ボーナスを利用した利益は出金することができます。
初回入金50%ボーナス | 通常入金20%ボーナス | |
対象口座 | STANDARD口座, RAW ECN口座, PRO ECN口座 | |
ボーナス額 | 50%の入金ボーナス(最大5万円) | 20%の入金ボーナス ※初回入金で10万円を超えた入金額および2回目以降の入金に適用 |
- CENT口座は対象外。
- レバレッジ1000倍の口座は対象外。
- ボーナスを利用し獲得した利益、または残高を出金する場合は、その額に応じてボーナスも消滅する。
- 取引口座間でボーナスを移動することはできない。
Vantage Rewards
Vantage Rewards は、取引量に応じて「Vポイント」が付与されるお得なプログラムで、他のキャンペーンとの併用も可能です。
STANDARD、PRO ECN、RAW ECN口座であれば、自動参加になります。
このプログラムは、取引を行えば行うほどランクが上がり、受け取れるVポイントも多くなるというシステムです。
また、Vポイントやクーポンが当たるフリールーレットも、プラチナランクなら1日2回挑戦することができます。
ランク | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ |
付与されるVポイント※1 (100万USDあたり) | 100 | 150 | 200 | 250 |
ランクアップに必要な決済済み想定元本※2 (90日以内) | 0~299万ドル | 300万~1,499万ドル | 1,500万~5,999万ドル | 6,000万ドル~ |
フリールーレットの挑戦回数 | 1回/1日 | 2回/1日 |
※2:想定元本とは取引量のこと。想定元本の算出は毎日午前7時(UTC+2)に行われる。5分以内決済された取引は対象外
貯まったポイントは現金やクーポンなどの特典と交換することができます。
Vポイントで交換できる特典は以下のとおりです。
特典 | 交換率 | 特典内容 |
ルーレットの追加挑戦権 (Wheel of Fortune) | 100Vポイント/1回 | ルーレットの追加挑戦権 Vポイントやクーポンが当たるチャンス (1日5回まで交換可能) |
現金交換 (Cash Redemption) | 200Vポイント/1USD | 現金との交換 (1回5ドルから交換可能で、1日50ドルが上限) |
くじ引き (Lucky Draw) | 50Vポイント/1枚 | 毎週10名に20ドルの賞金が当たるくじ引きの挑戦券 毎週月曜の午前0時に受付を締め切り、同日7時に当選者を発表 |
入金リベート (Deposit Rebate) | 1000Vポイント/1クーポン | 1クーポンにつき5%の入金リベートが受け取れるクーポン(上限額50ドル) クーポンの期限は30日で、入金時に手動での有効化が必要 |
損失補填 (Loss Protection) | タグ付けされた取引で発生した損失を、30ドルを上限に補填することができるクーポン クーポンの期限は30日で、取引の前に手動での有効化が必要 利益ブーストとの併用は不可 | |
利益ブースト (Profit Booster) | タグ付けされた取引で発生した利益を、30ドルを上限に2倍にすることができるクーポン クーポンの期限は30日で、取引の前に手動での有効化が必要 損失補填との併用は不可 |
- CENT口座は対象外。
- Vポイントは、最終取引日から1年間有効。
- ランクを維持するためには90日間に10回以上の取引が必要。
- ランクが昇格した場合、ランクの維持期間は新たに昇格日から90日に設定される。
ゼロカットシステム導入で追証なし
Vantageはゼロカットシステムを採用しており、追証(おいしょう)が請求される恐れがありません。
ゼロカットシステムとは、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損をFX業者が負担してくれる仕組みです。
日本のFX業者では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。
Vantageのようにゼロカットシステムを導入している海外FX業者を使えば、自己資金以上に損する危険性を防ぐことができます。
高い約定力
Vantageは、大手金融機関やGoole, Amazonなど世界の名だたる企業が利用している「Eqinix社」のデータセンターを取引サーバーに採用しています。
取引サーバーはロンドンやニューヨークをはじめ、世界6か所のサーバーを光ファイバーネットワークでで接続し、高速約定を実現しています。
また、Vantageでは複数の大手リクイディティ・プロバイダ(LP)と契約しており、高い流動性を確保し、注文のマッチング率を向上しています。
これにより、掲示される価格レートがトレーダーに有利になりやすく、約定拒否やスリッページが起こりにくいことが利点です。
市場における流動性(リクイディティ)を提供する金融機関のことを指します。FX取引においては、FXブローカーに価格レートを提示する役割も持ちます。
新RAW ECN口座は手数料込みでも他社を圧倒する低コストが魅力
2023年3月2日以降に開設されたRAW口座(円口座)の取引手数料は、従来の550円から150円安い400円が適用されるので、PRO口座の最低入金額100万JPYとうことを考えると、実質コストが最も安い口座タイプとなるため、取引コストをとことん抑えたいという方におすすめの口座になっています。
以下に示すようにThreeTraderのRAW口座と1, 2を争う低コスト口座でありながら、入金ボーナスやVantage Rewardsの恩恵を受けることができます。
各業者の口座 | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | EURUSD | GBPUSD |
RAW ECN口座 | 0.7pips (手数料込み) | 0.8pips (手数料込み) | 0.6pips (手数料込み) | 0.6pips (手数料込み) | 0.6pips (手数料込み) |
RAW口座 | 0.6pips (手数料込み) | 0.8pips (手数料込み) | 1.2pips (手数料込み) | 0.4pips (手数料込み) | 0.7pips (手数料込み) |
KIWAMI極口座 | 0.7pips | 1.3pips | 1.5pips | 0.9pips | 0.6pips |
プロ口座 | 0.7pips | 1.2pips | 1.2pips | 0.6pips | 0.7pips |
プロ口座 | 1.1pips | 1.3pips | 1.3pips | 0.6pips | 0.8pips |
両建て、スキャルピングOK
Vantageでは、同一口座内に限り両建て取引が可能です。
同一口座以外の両建て取引は禁止されており、複数口座や異なる業者間での両建て取引を行った場合、口座凍結や利益の取り消しなどのペナルティが発生する可能性がありますので、ご注意ください。
また、スキャルピングは禁止されておらず、短期売買を繰り返し行うことが認められています。
ストップレベルなし
ストップレベルとは、予約注文における現在のレートから最低限離さなければならない値幅のことを言います。
ストップレベルがゼロのメリットは、
- 思い通りの価格で注文できる。
- スキャルピングトレードを有利に行える。
があります。これにより、SL(損切り注文)やSL(利確注文)も自分の思い通りの価格で設定できます。
VPSの返金サービスがある
VantageではVPSの返金サービスがあり、条件を満たすことでVPS料金を上限50ドルで返金してくれます。
無料でVPSを提供してくれる業者はありますが、Vantageが他の業者と違うのは、VPSはどの会社でも利用ができ、最大50ドルまで返金してくれます。
返金のためには毎月最低必要トレード量が決まっていたり、請求書をアップする必要がありますが、VPSの料金やスペックを自由に設定することができるため、見方によっては非常に使い勝手が良いと言えます。
例えば、無料VPSサービスは通常は「その業者のMT4しか使えない」のが当たり前ですが、VantageではVPSを自分で契約して、後日返金してもらうシステムのため、Vantageと合わせて他の業者のMT4も同時にインストールして、VPS利用することも可能になり、毎月のVPS料金の節約ができます。
VPS会社 | 返金補助額 | 返金方法 |
自由に選択可能 | 毎月最大50ドル | 毎月請求書をアップ |
VPS利用方法は以下の通りです。
VPS返金サービス利用条件
- 最低1000USD以上の入金
- 毎月最低100万USD以上の取引(EURUSDやGBPUSDで10lot)
- 毎月請求書をアップロード
Vantageのデメリット
PRO ECN口座の最低入金額が高額(100万JPY)
Vantageで最も低コストな口座であるPRO ECN口座の最低入金額が100万JPYと非常に高額なため、これからトレードを始めようと考えている方には非常にハードルが高いです。そのため、低コストで取引を希望するトレーダーには最低入金額5,000JPYでOKなRAW ECN口座がおすすめになります。
PRO ECN口座とRAW ECN口座の違いは、取引手数料がPRO ECN口座往復350JPYに対して、RAW ECN口座往復400JPYなので、往復50JPYの差です。この程度の差であれば、RAW ECN口座でスタートしても他社よりも圧倒的な低コストの取引環境を体感できます。
ロスカットレベルが50%と高め
Vantageのロスカットは50%であり、他社の多くが0~20%程度を採用していることを考えると、高めに設定されています。
ロスカットレベルが高いと、ロスカットされるまでの余力が少なくなるため、ロスカットレベルが低い業者に比べてロスカットされる可能性が高くなるのがデメリットになります。
Vantageで利用できる入出金方法
入金方法
Vantageの入金方法は下記があります。
入金方法 | 入金手数料 | 反映時間 |
国内銀行送金 | 無料 | 即時 |
クレジットカード デビットカード (VISA, Master, JCB) | 無料 | 即時 |
bitwallet | 無料 | 即時 |
GooglePay | 無料 | 即時 |
STICPAY | 無料 | 即時 |
仮想通貨 | 無料 | 1時間程度 ※トランザクションによる |
出金方法
Vantageでは、入金額までは入金方法と同じ決済手段を利用して出金をする必要があります。入金分と同額以上を出金するまでは、入金時に利用した決済手段しか出金画面で表示されません。
また、利益分は銀行送金、bitwallet、暗号通貨でのみ出金が可能です。
Vantageの出金方法は下記があります。
送金方法 | 最低出金額 | 出金手数料 | 出金上限額 |
国内銀行送金 | 制限なし | 無料 | 制限なし |
クレジットカード デビットカード (VISA, Master, JCB) | 制限なし | 無料 | 制限なし |
bitwallet | 1USD | 無料 | 制限なし |
STICPAY | 制限なし | 無料 | 30万USD |
仮想通貨(BTC,USDT) | 10USD | 無料 | 制限なし |
Vantageの取引プラットフォーム
Vantageでの取引は様々なデバイスに対応しており、スマホやタブレットでも時間や場所を選ばず取引することができます。
取引プラットフォームでは、トレーダーにとって最もポピュラーな取引ツールであるMT4とMT5の利用が可能です。
コメント