Exnessの特徴を総まとめ!驚異のレバレッジ無制限、ロスカット水準0%、取引制限なしで柔軟なトレードが可能。
Exnessは2008年から運営を開始し、2020年3月より日本顧客の受入れを再開しました。公式サイトの完全日本語対応や日本語サポートの充実などで、日本のマーケット開拓に強い意欲が伺えます。
驚異のレバレッジ無制限、ロスカット水準0%といった他社にないインパクトの強いサービスの打ち出しにより、国内での知名度が高まってきています。
ボーナスキャンペーンは一切行っていませんが、その分を取引スペックでトレーダーに還元しているので、経験やスタイルに関わらず、あらゆるトレーダーが納得してトレードできる環境が整っています。
本記事ではそんなExnessの特徴について、具体的に紹介していきます。
メリット
- レバレッジが最大無制限(実質21億倍)。
- ロスカット水準が0%。
- ゼロカットシステム導入で追証なし。
- スワップフリー銘柄が多い。仮想通貨もスワップフリー。
- 両建て、スキャルピングOK。
- ストップレベル無し。(2022年3月から変更されました。)
- 無料のVPSサービスがある。
デメリット
- ボーナスがない。
- 信託保全がない。
- 指標発表前後はレバレッジが200倍に制限される。
Exnessの企業概要・安全性
企業概要
運営会社 | Exness (SC) Ltd(Nymstar Limited) |
設立年 | 2008年 |
所在国 | セーシェル共和国 |
所在地 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル共和国金融庁(FSA)SD025 |
証拠金管理 | 分別管理、デロイトによる監査内容を常時公開 |
マイナス残高取扱 | ゼロカット方式(追証無し) |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
日本語サポート | 日本人在籍。メール・サポートチャット・電話によるユーザー対応を実施。 |
安全性
日本人向けのサービスを行っているNymstar Limitedがセーシェル金融サービス庁のライセンスを取得しているが、セーシェルのライセンスは比較的規制が緩い部類に属しており、単体での信頼性は高いとは言い難いです。
しかし、Exnessグループ全体が所持する金融ライセンスは権威性の高いものであるため、グループ全体として評価すると信頼度は高く、健全なFX業者であると言えます。
会社名 | 規制機関 | ライセンス番号 |
Exness B.V. | キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行 | 0003LSI |
Exness (VG) Ltd | 英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC) | SIBA/L/20/1133 |
Exness ZA (PTY) Ltd | 南アフリカ金融業界行為監督機構(FSCA) | 51024 |
Exness(Cy) Ltd | キプロス証券取引委員会(CySEC) | 178/12 |
Exness(UK) Ltd | 英国金融行動監視機構(FCA) | 730729 |
Exnessの口座タイプ一覧
Exnessには口座タイプは、「スタンダードセント口座」と「スタンダード口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」の計5種類がありますが、ここでは「スタンダードセント口座」を除く一般的な4つの口座について表にまとめます。
項目 | スタンダード口座 | プロ口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|---|
口座通貨 | JPY,EUR,USDなど44通貨 | |||
初回最低入金額 | 10ドル | 1000ドル | ||
最大レバレッジ | MT4:無制限 MT5:2000倍 | |||
ロスカット率 | 0% | |||
マージンコール | 60% | 30% | ||
取引可能銘柄 | FX通貨ペア,貴金属,仮想通貨,エネルギー,株式,インデックス | |||
平均スプレッド (例:USDJPY) | 1.1pips | 0.7pips | 0.0pips | 0.0pips |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 往復7ドル (0.7pips相当) | 往復7ドル (0.7pips相当) |
実質平均スプレッド | 1.1pips | 0.7pips | 0.7pips | 0.7pips |
最小ロット | 0.01 | |||
最大ロット | 200 | |||
注文約定 | 成行約定 | 即時約定 (仮想通貨のみ成行約定) | 成行約定 | 成行約定 |
Exnessのメリット
レバレッジが最大無制限
海外FXは500倍や1000倍といったハイレバレッジが可能ですが、そんな中でもExnessのレバレッジ無制限(実質21億倍)は特に際立っています。
レバレッジは大きければ大きいほど少ない証拠金でハイリターンを狙えることから、ハイレバレッジを業者選びのポイントとするユーザーは多くいます。
もちろんレバレッジが高ければ高いほど大きなリスクが伴いますが、Exnessでは他の海外FX業者同様にゼロカットシステムを採用しており、急激な値動きにより口座残高がマイナスになったとしても、追加証拠金が発生しません。証拠金額以上の損失は発生しないため、安心してハイレバトレードをすることが可能です。
ただし、無制限レバレッジを利用するためには以下の条件があるので、注意してください。
無制限レバレッジ利用の条件
- 合計5ロット以上の取引と10回以上の取引回数が必要
- 口座残高が1,000ドル未満
- ツールはMT4のみ。(MT5は最大2000倍)
また、Exnessでは有効証拠金額が増えるにつれて、自動的に最大レバレッジが制限される仕組みになっています。
有効証拠金 | 利用可能な最大レバレッジ |
---|---|
0~999USD | 無制限 |
1,000~4,999USD | 2000倍 |
5,000~29,999USD | 1000倍 |
30,000USD以上 | 500倍 |
ロスカット水準が0%
トレードにおいて欠かせないのが強制ロスカットの存在です。
ほとんどの海外FX業者はロスカット水準が20%程度で設定されている中、Exnessではこのロスカット水準が0%に設定されています。
Exnessのレバレッジ無制限とは非常に相性が良く、他社と比較してもExnessほどハイレバレッジトレードに特化している海外FX業者は存在しないでしょう。
ゼロカットシステム導入で追証なし
Exnessはゼロカットシステムを採用しており、追証(おいしょう)が請求される恐れがありません。
ゼロカットシステムとは、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損をFX業者が負担してくれる仕組みです。
日本のFX業者では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。
Exnessのようにゼロカットシステムを導入している海外FX業者を使えば、自己資金以上に損する危険性を防ぐことができます。
スワップフリーの銘柄が多い
Exnessでは取引状況によりスタンダードスワップフリーと拡張スワップフリーの2つのレベルがあります。
全ての方対象のスタンダードスワップフリーでは、XAUUSD、株式CFD、株価指数CFD、仮想通貨CFDをスワップフリーで利用可能です。
拡張スワップフリーレベルではより多くの取引銘柄をスワップフリーで取引可能です。スワップフリーになる取引銘柄は以下になります。
FX(メジャー通貨ペア) | AUDUSD、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY |
FX(マイナー通貨ペア) | AUDJPY、EURJPY、GBPJPY、NZDJPY、AUDNZD、AUDCHF、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURGBP、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDCAD |
貴金属 | XAUUSD |
エネルギー | USOIL |
株式CFD | 全銘柄 |
株価指数CFD | 全銘柄 |
仮想通貨CFD | 全銘柄 |
スワップフリーレベルが拡張されるのに手続きは不要です。
Exnessの運営によって取引がモニタリングされており、一定の取引量が正しく行われていると判断されるとスワップフリーレベルが拡張されます。
ただし、具体的なスワップフリーが拡張される取引の条件は、Exnessのシステムによるアルゴリズムが行っているため公開されていません。
拡張スワップフリーレベルを保つには、日中に完結するトレードに集中し、日を跨いだポジションを低く抑える必要があると公式ページに説明があります。
スワップポイント自体は日本時間の午前7時に発生します。
取引制限がない
Exnessでは取引制限がないことも魅力のひとつです。
スキャルピングはもちろん、他の多くの海外FX業者では制限されることが多い両建て(同一口座・別口座・他社口座を問わず)も可能となっており、幅広いトレードスタイルと自由で柔軟なトレード戦略に対応できます。
ストップレベルなし
Exnessのストップレベルは2022年3月に廃止されました。
実際にトレードする上で、案外ストップレベルがないのはありがたいと感じます。ストップレベルのあるXMtradingやFXGTと比較すると、SLラインを設定したいのにストップレベルの制限があって設定できないという煩わしさがありません。
無料のVPSサービスあり
MT4でEAを24時間安定的に稼働させるにはVSP(バーチャルプライベートサーバー)が欠かせません。しかし、一般的にはVPSを利用するにはランニングコストがかかってしまいます。
この点Exnessでは、利用条件があるものの、口座利用者向けに無料でVPSを提供しています。
VPS利用条件
- 500 USD以上(または別通貨で同等額)の入金実績が必要
- リクエスト申請中の余剰証拠金は100 USD以上を維持が必要
VPSを無料提供している海外FX業者は他にも存在しますが、それらの業者に比べて利用条件も継続条件も比較的緩く、導入しやすいです。
ExnessのVPSサーバーは取引サーバーと同じデータセンターに位置しているため、取引サーバーに到達するまでの平均スピードは0.4-1.25ミリ秒と高速です。
VPS利用条件をクリアしたら、Exnessのサポートにリクエストを送信するだけですぐに利用可能です。ただし、14日間連続取引が行われない場合ワーニングメールが送信され、その後2日間、取引がなければVPSは停止されます。
Exnessのデメリット
ボーナスがない
海外FXといえば、豪華なボーナスが特徴の一つですが、Exnessでは一般口座向けには一切ボーナスを提供していません。
ボーナスで勝負しなくても、メリットに挙げられるような快適なトレード環境を提供することがExnessの魅力でしょう。
信託保全がない
Exnessの顧客資金管理方法に関しては、信託保全制度は導入されておらず、分別管理のみ。そのため、万が一Exnessが破綻した際は資金が全額返還される保証がありません。
とは言っても、完全信託保全を導入している海外FX業者はほとんどありませんので、他社に比べて劣っているというわけではなく、どちらかというと一般的であると言えます。
指標発表前後はレバレッジが200倍に制限される
重要な経済ニュースや経済指標が発表される15分前〜5分後の間は、その影響を受ける銘柄の最大レバレッジが200倍に制限されます。
突然のレバレッジ制限を避けるため、あらかじめ重要指標がいつ発表になるのかを確認しておく必要があります。
また、指標発表でない状況でも制限されることもあるので、Exnessから届くメッセージの確認もしておきましょう。
Exnessで利用できる入出金方法
入金方法
Exnessの入金方法は下記があります。
出金方法
Exnessの出金方法は下記があります。
Exnessの取引プラットフォーム
Exnessでの取引は様々なデバイスに対応しており、スマホやタブレットでも時間や場所を選ばず取引することができます。
取引プラットフォームでは、MT4とMT5ならびにウェブターミナルの利用が可能です。
ただし、スタンダードセント口座ではMT5を利用することはできません。
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